子どもの頃、学校の保健体育の授業なんかでは
「エッチなマンガは男にとって都合がいいものだけを書いてる。避妊もしてないし、女性は男性ほど性欲丸出しではない。」
みたいなことを刷り込まれた。
それが建前なのか、文科省・日本教育の科学的な見解なのかは知らないが、少なくともエロマンガは男の都合に合わせて描かれた空想上の産物でそんなやつはいないという教育を受けたため、エロマンガが好きだと表立って言い切ることにさえしばらく抵抗感があった。
でも、大人になってみると、女の人にもセックスせずにはいられない人もいて、「エロマンガで描いている女性像にもちゃんとモデルがいる」こともわかってきた。
その究極系が【自分のエッチな体験を書いてしまおう】という人。
こnそれが、今回紹介する長瀬徹先生だ。
この人は創作でも、自撮りでもなく、自分のエロ体験をわざわざマンガにして紹介するという、エロマンガの世界でも変わった人物なんだ。
私的お家SEXにおすすめな場所 pic.twitter.com/z6BSF6Dniu
— 長瀬 徹 (@naganagase0114) June 15, 2020
この人はTwitterやFantiaを中心に短いマンガやイラストを細々と上げてるイラストレーターさんなんですが…この度、同人作品で実体験をマンガにした。
この作品が、「これぞまさしく痴女!」という内容だったため、紹介したい。
あらすじ
長瀬先生がフリーのイラストレーターとして活動してたものの企業案件ばかり。
企業案件だからエッチな絵も描けないし、仕事柄人に会うこともできず【溜まってた】時に、知り合いからLINEがくる。
「あの、お願いがあるんですけど…日時と場所を決めて、私を連れ去ってくれませんか?」
コレは、初めて私が【レイプ風カーセックス】をおねだりした話。
「レイプされてぇぇぇ!」と女性から言い出す異色の作品
この作品ってですね…特に異色なのは、【女性側がレイプされたがってる】ということなんです。(しかも、実体験で作者も女性なのに。)
それもこんなに露骨に!
彼女が生粋の痴女と知っててもびっくりするし、知らないと言ってる事自体が謎という衝撃の一言。
とはいえ、これは男性を目の前にしても根っこの部分はブレない。
それはプレイ中ずっとブレなくて、進んでいくと、ますます男性のレイプ風のオラついた態度が気に入ってる様子。
迫られるほど興奮してしまうし、自分からエッチなプレイやドギマギする様子を見せつけて男を興奮させていく。
「これぞまさしく痴女!」
というすばらしいエッチが描かれています。
最初こそ「レイプされてぇぇぇ」に困惑しますが、男に連れ込まれて言いなりになる状態でさえ、感じてしまう彼女のことを見てると
「エッチの中にスリルを求めている」
とわかるわけです。
そして、変わり者なのか、隠れた本性なのかはわからないけど実在する女性が感じてる
「エッチの中にスリル」
は、エロマンガの中で探してみると、案外あるから面白いです。
いや…エロマンガで描かれる痴女の世界って案外奥深いから面白いんです!
せっかくだからその話も語りたい。
「身を滅ぼすレベルでエロに飢えてるの痴女」が出てくるエロマンガのご紹介
痴女と一口に言っても、解釈の違いによって3種類の作品が痴女が描かれます。
…実際には、3つの痴女を2つ3つ持ち合わせている人もいますが…エロマンガでは1つのタイプにフォーカスしてお話を作っていくことが多いです。ちなみに、長瀬先生も1つ目と3つ目のハイブリッドだと思います。
1つは「スケベでゆるい女」。
コレはギャル系やハーレム、大半の痴女モノに多い傾向。
【エッチも好きだし、エッチしてる時に男が気持ちよさそうにしてるのを見る・感じるのも好き】というタイプという男性にとってありがたい痴女です。
人気のエロマンガは割とこの系を描いている人が多いです。
作品でいうとコレなんかがいいかも。
2つ目は「男から搾り取る・男をいじめるのが好きな女」です。
これはおねショタ系やサキュバス系といった作品にたまに混じってて、男を悦ばせるためのエッチでは飽き足らずに、男が壊れるまでエッチし続けるタイプの痴女です。
エロマンガで読んでる分にはゾクゾクして面白い作品もあるのですが…時々ホラー展開になることも…。
有名なのはコレかな。

そして、3つ目が今回紹介する「エッチにスリルを求めている女」です。
自分より体が大きく腕力のある男に強く詰め寄られたり、レイプ・露出・痴漢といった背徳的なプレイにこそ興奮する痴女です。
変態プレイに突き合わされて呆れる展開の作品もあるし、逆に変態プレイを覚えたことでセックスがうまくなってしまう展開もあるので…エロマンガの中でも【隠れた名作】的な作品にはこの傾向があったりします。
個人的に推したいのがこれ

ちなみに、印度カリー先生の作品は過去に語り尽くし、そこでは今回のような痴女の話をガッツリやってるので良かったら読んでみてください。

ぼくはそんな感じで印度カリー先生の作品をすごく気に入ってました。
でも、痴女の中でも「身を滅ぼすほどのスリルをセックスに求めてる人」とのエッチはおろか、実際に体験談を話す人はもっと珍しいので、今回の作品が実体験でなおかつエロマンガの中でもコアな人が描くような内容だったのですごくびっくりしました。
すごく、自分の見聞が広がるし、性癖の範囲も広がっていくので、よかったら是非、チャレンジしてみてくださいね。
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