読書の秋!私のイチオシは綾辻行人の「特別料理」です!さあ、食べましょう!

さやか

こんにちは、さやかです。いつも当サイトでエロ記事をよんでくださり、ありがとうございます。

 

今週から、秋の3週間企画ということで、今週がエロじゃない小説、来週が漫画、再来週は映画をひとつずつ紹介していこうと思います。どれもエロではないのですが、刺激的な作品ではあります!   ちょいエロ要素はどの作品にもあるかな。

 

ネタバレなしなので、紹介はちょっと軽めの記事になりますが、たまには私の趣味や、ちょっと個人的な話もしてみようと思った次第です。

 

サイトの趣旨自体は変わりません。良質なエロを、丁寧にお届けします。

では、今日はおすすめの小説をひとつ。

 

 

「眼球奇譚」綾辻行人(あやつじ・ゆきと)

これは、7篇の短編が入った短編集です。

読み進めるとわかりますが、実はこれ、作為的にある立場の登場人物の名前に細工がしてあります。ミステリ作家は読み物に仕掛けを入れないと死ぬ人種なのでしょうか。特にそれ意識しなくても、一篇読むだけでも充分面白いので書いてます。

1話目の「再生」は、この本以外でも、いろんな作家さんが一篇ずつ載っている短編集などにも載る、名作です。怖いけど衝撃的でおもしろいと高評価です。

そして、愛ゆえのラブシーンもあります。私も1話目の「再生」は大好きなお話です。

 

2話目の「呼子池の怪魚」は、風変わりなお話ですが、感情移入しやすい短編です。物語が変な方向へ行かないか不安になりながら読み進めるので、早く読み終わってしまうかもしれません。

3話目の「特別料理」これが、今回私のイチオシの一篇となります!!

 

「特別料理」

 店の名は《YUI》という。
神無坂の外れ___繁華街から住宅街へと次第に風景が切り替わり、大通りの喧騒がふと遠ざかろうとしはじめた辺りにある。周囲の家々とはちょっとたたずまいの異なるしゃれた洋風三階建ての建物なのだが、レストランと云うには必要以上に愛想のない構えだった。てっぺんに半球形のランプが付いた石造りの門柱があって、看板と呼べるような大きさでもない白い札がそこに出ている。控えめな文字で《YUI》という店の名前が、その下に、さらに控えめな文字で「特別料理」と記されている。

 

……こんな書き出しで、物語は始まります。

 

ここから先はネタバレになるので少しだけ内容をお伝えします。私は、この短編を読んで、昆虫食に目覚めました。それから、海外を旅したときに、珍しい食べ物を見つけたら、とりあえず口に入れて、飲みくだしてみるようになりました。

それをサイン会の際に作者の綾辻行人先生へ伝えたら、

「ほう、何を食べたのですか」と問われましたので、私が食したものを伝えると、おかしそうに「それを食べたのか! ねえ、(身内の人を呼ぶ)彼女僕の小説読んで●●を食べたそうだよ!」と笑っておられました。ハイ、私作品にハマると一途にいろいろやってしまうところがあります。

 

 

さてこの「特別料理」という短編について少し。この短編、「短編復活」という他の作家さんとのアンソロジー本にも載ったのですが、このお話がショッキングすぎて本に低評価が付くレベルで、ホラーというかヤバイ一篇だったようです。

私はこのお話大好きなんですけどね。

 

食欲の秋ですが、この短編を読むと、あんまり食欲がわかない人と、変な食欲がわいてくる人の2種類に分かれると思いますw 私は後者ですね。

作中、登場する主人公は「ゲテモノ食い、イカモノ食い」のことを「アバンギャルド」と言い換えて、連れの女性にも食べさせたりしています。

何を食べさせたのかって?

それは、読んでのお楽しみですw ラスト近くまで読み進めれば、性癖に近い部分にも触れられます。がんばってそこまで読んでください。

さあ、食べましょう!!「特別料理」を!!

 

 

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4篇目から7篇目までを紹介します

では、戻ります。4篇目は「バースデー・プレゼント」

うれしいはずの、誕生日。だけど奇妙な音がする。小説なのに、音がする。ちょっとシッカリ読まないと置いていかれる系ですが、このお話だけ妙に抽象的なので、頭に入ってこなかったら飛ばして次へ行って良いと思います。

 

5篇目「鉄橋」

これはガチのホラーです。よく崖に行くと「おいでおいで」をしている幽霊がいるとか言いますが、それの上位互換。短いのでよく読んで欲しいです。

 

6篇目「人形」

これも短いです。人形の中に意識が宿り……というお話。好きな人は好きでしょう。グロくないけどホラーです。

 

7篇目「眼球奇譚」

これが、今作のメインタイトルとなっている作品です。他の作品と比べると少々長く、また、若干抽象的な部分もあります。「ギャー!!」となる一幕もありますが、抽象的かつ淡々と進んでいくお話です。

 

総評


1話目と3話目だけは必ず読んでください。

 

もし、全体を通してホラーなのは嫌だ! とおっしゃる方は、この短編集がおすすめです。

 

1篇目の「再生」が載っていて、なおかつ面白い小説ばかりが集まっていて最高の「自薦THEどんでん返し」。

 

そして、3話目の「特別料理」が載っていて、他の短編も面白い「短編復活」。

個人的には、綾辻行人先生の世界にどっぷり浸かってほしいですけどね!

綾辻行人先生は「十角館の殺人」などの「館」シリーズを始め「Another」シリーズ(これ超有名なので知ってる方多いのでは!)、「フリークス」(超コワイ)、「深泥丘(みどろがおか)奇談」これは短編ホラーで、全部読みましたが登場人物が限定されている小さな世界で起こるホラーなので、私は読みやすかったです。

画像クリックで試し読みできるので、これは読んでみても良いかもしれないです。

……話を戻しますと、私のイチオシの短編は、綾辻行人の「特別料理」これ一択です。いろいろ読みましたが、これを超える短編は現状見つかりません。

 

この短編は私の人生を大きく変えてしまったし、人間って変われるんだって(ヤバイ意味で)思わせてくれました。こんな読書体験をしたのは私だけか!? と自分の異常性に今更びっくりしています。

 

私は本が大好きで、グロが嫌なら、順当におすすめするのなら、東野圭吾の「容疑者Xの献身」歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」宮部みゆき「火車」などが時代背景抜きにしてめちゃくちゃに面白いです。

好きな小説家さんは、ほかにも新津きよみ、近藤史恵、飛鳥井千砂、ああそれからミステリーだと……止まらないくらい好きな小説家さん多いです!!

 

純文学で古いものも語れますが……

 

今回はとにかく「綾辻行人先生の、特別料理」という短編を読んでほしいのでこの記事を書きました!

よかったら読んでみてくださいね♡
エロに近い要素もちゃんとありますから! ただし異常性癖となります。

 

「読んだけど気持ち悪くなったぞ!!」というクレームは受け付けません。
自己責任で体調管理をした上で読んでください。

 

来週の火曜は、もう少しさわやかなマンガを紹介しようと思ってます。

それでは、また♡

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