昨日の記事の続きです。

前半ではただ受け身で流されるだけだったヤマダが、後半では病院の陰謀と主体的に戦って成長していく
前半は、ナースが出そろい、最後のナース「テンドウミコ」にヤマダが殺されかけたところをかろうじて助けられれたところまででした。いよいよ「搾精病棟」の人気ブレイクのきっかけになったアマミヤ先生が登場します。
9人目 超大声ドクター アマミヤ先生&超巨体ナースオオツカさん
次にやってきたのはアマミヤ先生とその専属ナースであるオオツカさん。
とにかくアマミヤ先生は声がでかい!身体はちんまいのに巨乳で声がやたらデカいという他ではなかなか見かけないキャラクターです。そしてマッドサイエンティスト。
このアマミヤ先生、声が大きいだけでなくヤマダの話を全く聞かずにどんどん話を進めようとするのでとにかくウザいです(笑) 言ってることも無茶苦茶で実は一番やべーやつ。
そんなアマミヤ先生、なにやら新しい薬の研究のため、ヤマダの病気を研究したくてしょうがないらしい。とにかく同意も取らずにヤマダの精子を奪おうとオオツカと二人がかりで襲い掛かってきます。
描写がギャグテイストだし見た目はアマミヤ先生の見た目が可愛いので読んでるだけだと結構キツイ。至近距離で大声でわめかれるし、オオツカの巨体に押しつぶされるしでヤマダはボロボロにになってしまう。
さらに疲れると体力回復と言ってすぐに怪しげな薬などを飲ませてきて全く安心できない。
そんなこんなで押し問答していると彼女の開発した「アクメガス」の影響で病室はピンク空間に。
乱痴気騒ぎになって結局ヤマダはたくさん精液を搾り取られるのだった。
その後、ヤマダの精子の検査結果を確認したところ、すごいデータがでてしまう。
ヤマダは一体どうなってしまうのか……
潜入捜査官アイザワさんからの接触・今まで受け身だったヤマダに突き付けられた難題
一方、検査結果を待つヤマダのもとに、7巻で登場した売店の店員アイザワが積極を取ってくる。彼女は実は潜入捜査官だった。
アイザワの話によると、この病院は違法ドラッグの製造や密売を行っているらしい。
ヤマダは病院の悪事を止めるためにアイザワに協力することを求められる。
ここが物語として大きな転機で、今までひたすらナースにいいようにもてあそばれて、ただ受け身的に流されるだけだったヤマダは、ここで自分がどうするべきか決断することを迫られる。
悩むヤマダのもとに、今まで関係したナースがやってきて会話をする。まず最初にヒラマツ、モチヅキ、ヤマグチなどが自分のことを認めてくれていることに気づいて少し自信を得るが、次に自分が好きなタチバナには別の彼氏がいて自分のことなんて何とも思っていないことを見せつけられてしまう。やっぱり自分なんてダメなんだと絶望してしまう。
でも、そこで同じように人生に絶望して死のうとしているクロカワをみたときに、彼女のために自分にもなにかできることがあるのではないかと考える。
そして、クロカワのために、自分のために「僕がこの病院を変えることができたら、死なないと約束してほしい。その代わり僕が病院を変えられなかったら、僕はクロカワさんと一緒に死ぬ!」と約束するのだった。
この病院の黒幕・テンドウマコとその妹テンドウミアの過去
姉マコと妹ミアは父親からひどい虐待を受けて育った。
二人そろって病院に就職した後もミアは先輩たちからいじめにあい、心が壊れかけていた……って虐めてるのお前らかい(笑)
なんとしても妹を守りたい姉マコは、自分の心の中にミアのためならどんなことでもやってのける強い人格=「魔子」を目覚めさせる。そして「魔子」は非合法な手段で院長の弱みを握り、その後ヌマジリ・キリタニと協力して院長を言いなりにすることで病院の実権を握る。
さらに、病院内で冷遇されていたアマミヤ・オオツカを自らの陣営に取り込み、脱法ドラッグの開発・密売を始めるのだった……
ここでテンドウマコの過去編は終わり、再び話がヤマダ視点に戻る。
ヤマダはテンドウマコのもとに連行されることに……
アイザワさんに協力することを約束したヤマダは、隠しカメラを頭髪の中に仕込み準備完了状態で相手からの出方を待つ。そんなヤマダのもとにアマミヤが訪れる。
看護師長から直々の呼び出しだという……。
アマミヤ先生に付き従って看護師長のもとに向かうと、テンドウマコをはじめ、キリタニ・ヌマジリなど黒幕たちが一堂に待ち受けている。
彼女たちの目的は、ヤマダの精子から特別なドラックを作ることだった。ヤマダは彼女たちの研究に協力しろと迫られる。
すでに彼女たちが怪しいことをしていることはアイザワ捜査官から聞いていたので拒否するが、マコたちは強引に接待攻勢で押し切ろうとしてくる。
それでも拒否し続けていると、秘密の部屋につれていかれ脱法ドラッグの製造現場を見せられた上で「協力しなければ殺す」と脅しをかけられる。
この様子は無事カメラを通じてアイザワのもとに届けられ、ヤマダは任務完了……となるはずだったのだが、ここでテンドウマコに隠しカメラの存在がばれて、一気に危機的な状況に陥ってしまう。
そして物語は遂に危険な領域へと突入する
テンドウマコから内部協力者の正体を吐くよう無限射精の拷問を受けるヤマダ。歯を食いしばって耐えるが限界は近づいていた。
アマミヤ先生のポカによって一時拷問から解放されるものの、事故によってアマミヤ先生がミアの精神を完全に壊してしまったことでテンドウマコはいよいよ怒りが頂点に達し「魔子」の心が前面に出てヤマダを殺しかねない勢いで襲い掛かってくる。
さらに、協力者のアイザワも、ヌマジリやキリタニによって身柄を抑えられ、映像証拠を収めたPC事破壊されてしまう……。これで一巻の終わりなのか……。
最終章 ナースたち、ヤマダたちがみんな力を合わせての大逆転劇
ここから先は、もう王道の少年漫画のような熱い展開になっています。ヤマダとアイザワだけではどうにもならなかったところを、ナースたちが助けてくれます。
まず、ヤマダと親しくしていたナースたちが病院内での異変に気付き、ヌマジリ・キリタニたちと対峙する。どうせ自分たちには病院を変えることなんて無理だとあきらめていたクロカワも、ヤマダの決死の行動を見て、彼との約束を思い出し、自らもヤマダを助けるために動き始める。
ナースたちは運よくアイザワを救出することに成功し、その勢いでヌマジリ・キリタニらを無力化する。さらにアマミヤ先生の信奉者だったオオツカを改心させ、アマミヤ先生・テンドウミコの身柄も抑える。(このあたり怒涛の勢いなので読んでてすごくおもしろかった。)
ヤマダはヤマダで孤独に戦っていた。
ヤマダは「魔子」に散々痛めつけられて瀕死の状態だったが、「魔子」がずっと両腕を黒い手袋すっぽり覆っていたことに気づき、最後の力を振り絞って彼女の手袋を口で少しずらすことに成功する。
すると眠っていたマコの心が目を覚まし、「魔子」の心をしばらくの間だけ抑えることに成功する。
ヤマダが必死に稼いだわずかな時間で、ナースとアイザワたちが状況をひっくり返しテンドウマコの身柄も抑えることに成功する。病院の悪事の証拠はすべて破壊されたと思っていたが、ヤマダが隠し持っていたボイスレコーダーだけは残っており、完全勝利!
めでたしめでたし
エピローグでは、警察が到着してマコ・ミア・アマミヤ・オオツカ・ヌマジリ・キリタニらが逮捕されて刑務所に送られることになる。
ただ、「魔子」の心に支配されていた姉マコが自分の心を取り戻し、心を病んで狂っていた妹ミアも同様にアマミヤ先生の薬の効果もあって正常な状態に戻る。二人は数年ぶりに仲の良い姉妹に戻っていた。もちろん二人の犯した罪は許されるものではなくこの後長い時間をかけて罪を償うことになるのだが、二人は晴れやかな顔をしていた。
また、アマミヤ先生の研究の副産物で、ヤマダの病も症状を軽減することが可能になる。アマミヤ先生何気にドラえもん並みの万能研究者だったのか……。
ヤマダはこの問題に逃げずに立ち向かうことで男として少し成長していた。
すべての問題を解決し、退院を目前に控えたヤマダに対してナースたちはねぎらいのセックスをしてくれる。特に、最終決戦前に約束をしたクロカワとのセックスは印象的。
まぁ最後までクロカワさんはクズなんですけどね(笑)
というわけで、めでたし、めでたしなのでした……。
作品感想 &サークル「搾精研究所」の作品紹介
まとめ中でも書いた通り後半は「王道の少年漫画のような良い作品」となっています。この作者様のの作品はどのシリーズも最初は荒唐無稽な感じなのですが、キャラクターが立っており、かつ後半のストーリーの盛り上がりが強いのでお勧めです。
本当は搾精病棟も再販開始してほしかったんですけどね……
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搾精学級はこちらのページで導入部分の40ページ近くが読めますのでご確認ください。