最高の薄い本に出会った!!
何がどう最高かというと、まず僕が
「今までで一番ヌいた数が多い」
という意味で最高!!
…ヌいた数なんて個人的な感想に過ぎないかもしれない。
でも、今まで読んだエロ同人…いや、商用のエロマンガ含めても「自分が一番ヌイた作品」という実用面で最強なことは軽視できないだろう。
次に、
「1つの作品で抑えている性癖の量が、とにかく多い!」
ということ。
この作品って、
ロリモノであり、
調教モノであり、
痴女モノであり、
イチャラブでもあり、
同棲モノ風の雰囲気もあって、
AVパロディでもある!
色んな性癖の人に刺さる作品でありながら、読んでいてちっとも悪い気分がしないという絶妙な塩梅!
それどころか、二次元でやるからこそ実現できる演出の数々が面白いようにエロく揺さぶってくる!!
エロマンガとしての完成度が高い上で、
自分が今まで見てきたエロ系コンテンツのいいところをうまーく落とし込んでる。
おちんちんは勃つけれど、作者の甘露アメ先生には頭が下がります!
空は飛べないけれど、精子は毎日飛ばしてその都度感謝しております。
見ず知らずの野郎が、精子ばっか飛ばしてていいのだろうか…。
今回は、特に良かったところを画像を引用しながら紹介していきましょう。
二次元だからこそできるプレイとシチュに、大興奮!!
まず、最初にお見せしたいのはこれ。
この作品は、年齢を(上に)詐称してるのAV女優「れもんちゃん」 のAV企画…という設定なので、裏表紙にはAVをパロディーしたようなこんなカラーイラストがついている。
作中のセリフやコマをうまく再編してAVのパッケージにしている。
「ドキュメンタリー風AVパロ」
と作品が紹介されているけど、AVの良さもうまく理解した作りになっている。
これは同時に作中では、AVの問題点や実際にはできないことをやるという意味でも、いい意味で二次元、いい意味でAVというバランスでできている。
そもそもの
「(実際には違法だけど、年齢を上に偽った)年齢詐称疑惑のある女優さん」
という設定自体が二次元でしかできない特権。
もちろん、実写のAVだって低身長であどけない女の子で、ロリ系のAVは作れる。
しかし、昨今のAV業界は風当たりが強いせいで、ロリ系でも「18歳以上です」という注釈をわざわざつけないと世に出せない状態になっている。
そのため、年齢をグレーにすること自体が「二次元でしかできない設定」になっているのだ。
もう設定からして、AVの面白さと、AVでは大人の事情で手が届かないところをうまーく二次元の力で解決しているのだ!
そこがもうすごい。
「二次元でしかできないこと」
はプレイの方にも現れていて、実写では絶対見られないものもある。
特に顕著なのはこれだろう。
イラストならではの「挿れた・入ってる」と言う表現と、れもんちゃんの表情…。
半ページほどのこのシーンなのだが、すごく彼女を「自分のものにした」ような征服感を感じる素晴らしいコマで、読んでいて、ゾクゾクした。
挿入した女性器を「おちんぽケース」と表現するセンスも、エロマンガ特有のもので頭の悪さと、少し言ってみたくなるような癖になる感じ両方があって面白い!!
上のコマほどじゃないけど、いくつか甘露アメ先生の語録や、エロマンガでしかほぼお目にかかれないプレイが見られる。
pixivでは「イラマチオハンドル」と呼ばれてる、ツインテールや触覚などを掴んで加えさせるプレイ。
これも、二次元でたまに…AVだともっと少ないけど…一度やってみたくなる興奮するシチュエーション。
多くの場合、イラマチオハンドルはレイプ的な表現として使われることが多い。
この作品のように女の子から誘っているものはほぼない。
しかし、この作品では痴女的な表現として、自分から強引で力任せなプレイを誘ってるシーンは、それはそれでれもんちゃんの性欲の強さや、男を誘う色気を感じられて
「マニアックなところに手を付けた上に、さらにそれを独自にアレンジするのか…」
と驚いた。
マニアックなプレイは他にもあって、睡姦なんかは特にそうだね。
眠ってる女の子を犯すというプレイだが…これも、エロマンガだからこそ映えるシーン。
このプレイはAVでも少なく、エロマンガだと多い。
理由は色々あるんだけど、女性からは「一緒に気持ちよくなりたいのに…」「合意がないのにされるなんて…」と言われがちなプレイだから描かれにくいのもある。
ただ、男性目線からすると
「本人の意思に関係なく、体がエロを求めてる感じが好き」
「完全に男が主導権を握ってエッチできて、なおかつそれで女性が起きてしまっても受け入れてくれたら愛情を感じるから好き」
という人が多いプレイだ。
当然、ぼくも大好き(だけど、なかなか睡姦を描いた作品が少ない)から紹介することにした。
とはいえ、実際に女性がやってくれそうもないプレイを描くと
「エロマンガでかつ、AVの撮影現場を舞台にした作品だから二次元的なプレイが中心か?」
という疑念も抱く人はいるだろう。
ご安心ください!
生活感があるエロスも…しっかりあります!
寝起きに手マンを仕掛けるシーン…これってAVモノなのに、同棲や一夜明かした恋人感のあるシーンで、すごくいい。(3年ぐらいこれが当たり前の生活をしたいぐらい好き!)
ここでも、断面図が肉感を表してて、それがまた素晴らしい。
寝起きという唐突な状況で、まんざらでもなくエッチなことを受け入れるれもんちゃん。
この魅力はとても三次元的で、生身の女の子のかわいさ…情景変化や息遣いを感じさせるシーン。
それを、断面図や男優を着ぐるみにするという絵の力で補強!
このマンガの一番いいところが出てる1ページだと思います。
長くなってきたのでそろそろまとめましょう。
このマンガ、AVのパロディーといいつつ、
・AVではめったに見かけないシーン
・AVでやると醜悪だったり法令違反なもの
・エロマンガの技法で魅力を増やしたコマや演出
を描いているため、とにかく「こういうのいいよね」「許されるならば一度やってみたい」「れもんちゃんエッチ好きだし、いい子だし、表情の移り変わりが素晴らしい。」と欲情しっぱなし!!
エロマンガとしても優秀なのはもちろん、自分が触れてきた色んなエロコンテンツの知識が試され、さらに作者がその上の見たことないものを見せてくれる素晴らしい作品でした。
自家発電に申し分ない1冊なので、よかったら読んでみてはいかがでしょうか。
(加筆:2020年6月18日)甘露アメファンになった人はこちらもどうぞ。
ぼくはすっかり甘露アメ先生にお熱になったので、どんどん甘露アメ作品のレビューは増やしていこうと思います。
まずは、6月16日に発売された「なりたくないのにサキュバスになってしまった山田さん」ですね。
ほとんどの人は即買いするかと思います。
しかし、「せっかくだからレビューを読んでから」と言う人のために、レビューも載せときますね。

他の作品は、どんどん読み次第レビューとセットで載せていきます。お楽しみに〜♪
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