「極限痴漢特異点」攻略完了&感想  9年ぶりの「最終痴漢電車」の続編……ではないけれどテイストはきっちり引き継いでいる

エロゲ

以前「アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT」というブランドから「最終痴漢電車」シリーズという作品が発売されて人気を博していました。やってることは痴漢という最低の行為なのに、謎の美学を持った主人公のキャラクターと、無駄にスタイリッシュな必殺技や音楽などの演出により「バトルもの」として人気を博しOVAアニメ化もされました。 特に最終作である3が根強い支持を受けています。

このチームのスタッフは2011年にアトリエかぐやを退社して「アストロノーツ」という会社を立ち上げました。アストロノーツでは主にゲーム性が高いRPGなどが制作されており、最終痴漢電車の続編が出ることはもうないんだろうな、と思われていたのですが、エロ要素に特化したサブブランド「アストロノーツ・シリウス」から「最終痴漢電車」のテイストを引き継いだ作品が9年ぶりに発売されることとなりました。

それが本作「極限痴漢特異点」です。

 

極限痴漢特異点のあらすじ 「最終痴漢電車」のテイストはそのままだが、本作はYoutuber要素が追加されている

痴漢愛好者たちの集う闇の組織『蛮痴漢(ばちかん)』
そこでは『触り手』と呼ばれる痴漢達が、その猥褻行為を 会員たちに向けて動画配信していた。 『蛮痴漢』の会員たちは、その過激な痴漢動画に興奮し 『触り手』である痴漢たちへ多額の報酬を投げ込んでいた。 どこか満たされず、暗澹とした日々を過ごしていた無職の青年、草壁 喜壱(くさかべ きいち)。
フリーの痴漢である彼は、ある日謎の人物『カメオ』から、 この組織――『蛮痴漢』で痴漢を配信しないかとスカウトされる。 痴漢は自分自身が愉しむためであり、他人のため、金のために 行う事ではないと考えていた喜壱だが、 その高い痴漢技術をカメオから称賛された事をきっかけに 腕試しとして『蛮痴漢』で痴漢配信を行う事を決心する。 欲望渦巻く満員電車の中、喜壱はその卓越した痴漢の技と、 女の「痴漢願望」を見抜く異能の「眼」を武器に 数多の女を快楽のるつぼへと堕としていく。 喜壱の前に立ちはだかる『蛮痴漢』の痴漢ライバルたち。 そして法の番人、痴漢撲滅組織の猟犬が、喜壱の喉笛を狙う。
痴漢依存症となった女たちが乗せられる『箱舟』とは何なのか。 そして痴漢愛好会『蛮痴漢』の真の目的とは? ――魑魅魍魎が跋扈する、混沌現世の闇の中。 喜壱の秘技が、女の欲望を暴き出す。

まず「痴漢愛好者の集う闇の組織」という時点ですでにツッコミどころしかありませんが、そんな巨大な闇組織がありながらやってることが「痴漢行為を撮影してアップロードしてスパチャで金を稼ぐ」というやたらとしょぼい行為(笑)。相変わらずネタに走ってますね。

というわけで、設定はなんだかよくわからない感じなんですが、ゲームとしてやることは今までとそれほど変わりません。主人公は狙ったターゲットを痴漢行為によって気持ち良くさせることに専念します。

 

極限痴漢特異点では、キャラクター単位で「フラグメンツ」という個別ルートが販売されているので、好きなキャラだけ楽しむことも可能

本作はちょっと面白い作りになっていて、先に個別キャラルートがあって、それが終わった後に「箱庭編」というメインストーリーが展開されます。

1章~5章が個別キャラルート。6章~10章がメインルートとなっています。この作品では攻略した女性に対して「箱庭に送らずに付き合う」か「箱庭送りにする」の二択ができるのですが、メインルートでは「そもそも箱庭ってどういうものか」「箱庭送りになった後の少女がどうなるのか」などが明らかになります。

ちなみに、主なHシーンはほとんどが個別ルートの方にあります。特にメインヒロイン5名についてはすべてのHシーンが個別ルートにあります。お気に入りのキャラクターがいてそのキャラクターのHシーンをまず体験したいという人はぜひこちらを試してみてください。

ただし、他のキャラルートで手に入れたコスプレグッズを組み合わせてのHシーンだけは見れませんので、それが見たい人はパッケージ版を買うとよいでしょう。

 

相変わらずただの痴漢のくせにやたらとスタイリッシュな主人公

「最終痴漢電車」の時からの伝統ですが、この作品における痴漢行為というのは、現実のそれとは違って、「バキ」の格闘技対決のような扱いになっています。痴漢バトルでヒロインたちに勝利すれば良し、ダメだったら即ゲームオーバーです。

このような作品において、主人公は「ただの無職で趣味が痴漢」というリアルにおいては完全にゴミクズ的な存在なのですが、やたらとスタイリッシュに描かれます

スタイリッシュな主人公は、当然性格も唯我独尊のオレ様タイプですし、痴漢行為の際に必殺技も使えます。なぜならスタイリッシュだから!(なんの説明にもなってない)

主人公は独自の美学を持っており

①痴漢願望がある女性にしか手を出さない
②痴漢によって気持ちよくさせるだけでなく、その女性が抑圧しているものを解き放つ

そのため、痴漢のために必要とあれば、彼の美学に従って女性の抱えている問題も解決してあげたりします。

セックスのためなら一国すら救ってしまうランスには遠く及ばないものの、女性にとってはヒーロー足りうる存在であり、「無職のの痴漢でさえなければ」エロゲ主人公としてはむしろ好感が持てる人間かもしれません。

 

主人公のターゲットとなるヒロインたちは5名

このヒロインたちと痴漢バトルを繰り広げて勝利すればセックスに持ち込めます。なお、バトルの難易度は極めて低く、普通に経験値稼ぎをやっていれば駆け引き無しで絶対に勝てる程度です。

「最終痴漢電車3」と比べるとヒロイン少ないって思われたかもしれませんがこのゲームではその代わりにヒロイン一人当たりに11シーンもHシーン(3回は痴漢シーン)があり、ボリューム的には十分です。

また、この5名を攻略した後「箱舟編」というストーリーに進みますのでゲームとしてのボリュームはかなり多いと感じました。

 

なお、今作のヒロインは世相を反映していて面白いです。私が攻略した順番に紹介していきます

1人目 パパ活ギャル

見た目は遊び好きのギャルで、実際その通り遊ぶ金欲しさにパパ活をやってたりするのですが
根はまじめで将来留学のためにバイトをしながら貯金をしていたりするまじめな女の子。

見た目が派手で遊んでいるように見えるけど実は処女……というのは定番すぎるのと快楽主義者という側面は5人目のヒロインとかぶっているうえでこちらの方が地味なので、せっかく5人の中で一番の巨乳ですがキャラの印象は薄いかな…

2人目 元国体選手のまじめな女教師

お堅いというかキツメな性格の美人女教師だけれど実は性欲が強い……というのも定番ですね。ついでにいうとドMな正確な持ち主で、一度ガードが外れるとひたすらに尽くすタイプになります。

キャラとしてはあるあるで目立ったところありませんが、エロシーンでの乱れぶりは5人の中でもトップクラスです。

3人目 内気な美人声優&VTuberの中の人

ここからが面白かったです。

声優になりたい女の子で、実力もあるし美人なのですが内気すぎて「アイドル」のような振る舞いが求められる最近の声優事情に適応できず、VTuberの中の人をやっています。

VTuberとしては成功してチャンネル登録者数100万というトップクラスの人気を誇るのですが、事務所との契約のせいでどれだけ人気になっても日々の生活にも困るほど。しかもVTuberの中の人であることは口外できないので声優としてのキャリアをつむこともできず困っています。

ここで、主人公は痴漢するだけじゃなくて、彼女の声優になりたいという夢をかなえるために後押しをしてあげるんですね。

VTuber 賀茂 伊澄

まぁやり方は最悪なんですが(笑)、「箱庭に送らないルート」では無事声優になって活躍する伊澄ちゃんの姿を見ることができます。VTuberのガワをまとって放映しながらのセックスシーンは珍しいのでそれが見たい人にはこのキャラがお勧めです

4人目 ファッションメスガキなお嬢様

名家生まれ&お嬢様学校に通うれっきとしたお嬢様です。
でも、あまりに厳格すぎる家庭にうんざりし、かつ幼いころに両親のセックスを見てしまったことでふしだらなことに興味津々。親に内緒でメスガキファッションをして男たちを挑発していた。

主人公のことも侮って「メスガキ語録」を駆使しながら挑発してたら、ほんとにやられちゃってあっという間に骨抜きにされてしまう。このあたりの流れも含めて、今はやりのメスガキのお約束をきっちりおさえた良いキャラだと思います。

5人目 唯我独尊系アイドル。主人公と最も相性が良い

人から注目されることに快感を覚えるという理由でアイドルをやっている。
自分大好き唯我独尊キャラで、日ごろから快楽に慣れているので一度痴漢された後でも痴漢行為を受け入れたりすることなく主人公を撃退してみせるなど、他のキャラと違って手ごわい。彼女に対してはアイドルとして人に注目される以上の快楽を提供する必要があり、その快楽を提供できるようになると主人公のことを気に入って甘えてくれるようになる。

他のキャラと違って個別ルートでのHシーンが一番多く、痴漢ではないラブラブセックスが多く描かれるので、製作チームのお気に入りでもあると思う。どれか一人だけ選べというのであれば私はこのキャラをおすすめします。

この5キャラをクリアすると「箱庭」編というルートが解放される

5キャラをプレイしている間は「最終痴漢電車」と同じく「電車で痴漢」がメインになるが、箱庭ルートでは「痴漢目的の闇組織」の正体が明らかになり、ここで初めて「極大痴漢特異点」という言葉が誇張ではなく、本当に「特異点」が存在することがわかる。

無茶苦茶な設定すぎて笑いました。元々荒唐無稽な話なので、このくらいやってくれた方が明らかにネタとわかっていいよね!って思うので個人的には好きです。

また、思わせぶりに存在するけれど個別ルートではとくに出番がなかった妹・しずくちゃんはこちらの「箱庭」編の方で活躍します。

正直エロ目的であれば箱庭編はそれほど必要ないんですが、バカっぽいけれど大げさな作品タイトルに負けない壮大な設定(Rewriteを思い出す)になっているので、ぜひこれは読んでみてほしいです。

 

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