エロゲ衰退論は本当か?アダルトゲームの市場規模が今どうなっているのかデータで検証します

エロゲ

Milkジャンキーシリーズ」や「巨乳ファンタジー」シリーズで有名な巨乳フェチで有名なシナリオライターの鏡裕之さんがエロゲ衰退論の話をされています。

エロゲが衰退した理由
ソフトでも♪ ハードでも♪

これについて、自分では納得がいかなかったのでデータを調べてみました。

結論だけ先に書くと、私の感想は

衰退したのは「①ソフ倫に所属するメーカーによる②フルプライスの③パッケージ形式のノベルゲーム型エロゲの④店頭販売」であって、アダルトゲーム自体は衰退してないどころか過去最大の盛り上がりを見せている

だと思います。 異論反論などは大歓迎なのでぜひご意見お聞かせください。

はじめに。エロゲに限らずギャルゲ全体で見た時の過去の売り上げ推移

ギャルゲ歴代売上ベスト100(ハード別、シリーズ別、エロゲ関連抜粋つき)
ギャルゲーの売上スレ その11より ギャルゲー歴代売上ランキング ベスト100 赤マーカーはエロゲー関連作品。 おそらくファミ通ソース。96年以前はポイントを換算してると思われる? 参考:

そもそもとして、昔はギャルゲがよく売れたという前提がありますね。

fateですらパッケージ版は初年度売り上げ20万本程度だったそうですからギャルゲ自体の市場がいかに大きかったかがわかります。

2003年から2012年のエロゲ業界はまさに衰退の一途をたどっている

まず、パッケージソフトの売り上げ数字についてはかなり正確な数字が残っています。

https://web.archive.org/web/20190521183257/https://dakuryu.at.webry.info/200808/article_2.html

大きな流れとしては2003年に急激に凹んだ後、2004年はFate/staynight、CLANNADという大作が出て盛り返します。ですがその後じりじりと減少し、2007年の市場規模は2003年より悪化していると考えられます

Internet Archive: Scheduled Maintenance

エロゲの市場規模縮小が止まらないのはここ10年ぐらい変わらない傾向です。そして近年の変化値を平均してみると約-26億円/年になりました。つまり毎年エロゲの市場規模は26億円ずつ減少しているという事になります。

特に最新のデータはオタク業界の分析に定評がある矢野経済研究所によるものなので、この数字は信用してもよいでしょう。

ダウンロード版の数字が判明しだした2013年から2016年の「ソフ倫」エロゲ売り上げ推移をみると…

Internet Archive: Scheduled Maintenance

DMMなどが最近始めているソフ倫の審査を受けていないソーシャルエロゲや同人エロゲはこの中に入りませんので、注意してください。(「エロゲの衰退」とよく言われますが、実際にはエロゲは衰退しておらず、ソシャエロゲや同人エロゲは躍進が続いており、ソフ倫エロゲの一人負け状態です)

 

とあるように、2016年度までは「ソフ倫」に属する企業による「店頭」を通じて販売される「パッケージ型エロゲ」は確実に衰退していることがわかりますが、一方で「同人エロゲ」などその他の販路が拡大しているようです。

さらに、海外では日本発のアダルトゲームが活躍する場面も

世界規模で成長するアダルトゲーム市場、次なる舞台はVRへ
日本の「エロゲー」にルーツがあるアダルトゲームの市場が、世界規模で急成長している。米国ではアダルトゲームサイトの利用が急増しており、日本企業の進出も増えているという。こうしたなか、さらなる“刺激的”な世界も見えてきた。
同人PCギャルゲー『ネコぱら』が170万本の大ヒット! 売上の9割が海外、ヒット理由は猫だから?【インタビュー:イラストさより氏&シナリオ雪仁氏】
「人生」と称されることもある『CLANNAD』、いまだ新規ファンを獲得し続けている『Fate/stay night』、同人発ながら熱狂的な支持を得た『ひぐらしのなく頃に』など、いわゆるギャルゲーやノベルゲームといったジャンルの作品たちは、ゲームのみに留まらず、昨今の日本のエンターテイメント業界に多大な影響を与えてきた。...

ユーザーの世代交代が関係して、業界としては過渡期にあるのかなって思っています。実際に、『ネコぱら』のユーザーには18~25歳という若い人たちが多かったわけですし。

また、DL版を考慮すると最近のゲームは全盛期以上に売れているものもある。ファン世代が完全に入れ替わっているとみた方がよい

アリスソフト

ランス10の発売が好調でシリーズ累計売上本数が100万本を突破。 (出典:ハニホンX


ゆずソフト


喫茶ステラと死神の蝶

・「ドラクリオット」は累計3.5万本以上販売。(出典:トークライブでの発言
・「リドルジョーカー」は 7月までの累計でDL版と合わせて5万本超え。
・最新作「喫茶ステラ」の売り上げは過去最高といわれている(未確定)


HARUKAZE


ノラと皇女と野良猫ハート1+2セット

ノラトトシリーズ。累計販売数10万本越え(公式発表

Qruppo


抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?1+2パック

新規参入ブランドながら萌えゲーアワード大賞受賞。FANZAGAME人気ランキング上位を2年間ずっとキープしており、推定売り上げ本数は10万本を大きく超える。2020年8月14日はアペンドパッチをboothで販売し好評を得るなど息の長いファンコミュニティを作ることに成功している。

Lose


まいてつ

普及版効果もあり、売上本数15万本を突破。アニメ化も決定しました。Loseは「CANDY VOICE」シリーズという同人音声作品も手掛け、日髙のり子さんを筆頭にTVアニメでも活躍する人気声優を巻き込んでブームを作り出そうとしています。

 

以前からあるメーカーでも巻き返しが起きており、響WORKSの「~CATION」シリーズSAGA PLANETSのゲームなどが広告宣伝や売り方工夫することで安定した人気を見せるなど、ここにきて売り上げを伸ばしている会社もあるくらいです。

衰退したといわれるソフ倫商業ソフトについても売り上げも2017年からは過去作のDL販売が好調で前年比を大幅に超える売り上げが出ています。

 

 

実際にDMMやDLSiteの売り上げランキングを見ると、数万本単位で売れている作品があり、少なくともエロゲを購入する人が減ったということはあまり感じられません。

Getchu.com:18禁商品
エロゲ人気ランキング2018年 上半期1〜100位 - アダルトPCゲーム - FANZA GAMES(旧DMM GAMES.R18)
FANZA GAMESのアダルトPCゲーム月間売れ筋ランキング1〜100位。人気タイトルや今熱い話題の作品をランキング1〜100位でチェック!月間ダウンロード数上位に輝く作品はこれだ!
エロゲ人気ランキング2019年 上半期1〜100位 - アダルトPCゲーム - FANZA GAMES(旧DMM GAMES.R18)
FANZA GAMESのアダルトPCゲーム月間売れ筋ランキング1〜100位。人気タイトルや今熱い話題の作品をランキング1〜100位でチェック!月間ダウンロード数上位に輝く作品はこれだ!

ユーザー数はかなりの人数がいるということになりますね。業界全体が満遍なく売れるようなことはなくなったり、古いメーカーが苦境に陥っているということはあるかもしれませんが、売れているメーカーは全盛期並みに売れているものもあるというのがわかります。

 

以上のことを考えると、データでの確認が必要にはなりますが以下のようなことが推測できます。

①1ユーザ当たりあたりの購買本数は確実に減っている(全財産をエロゲだけに費やすような人は減った)ため、業界全体に落ちるお金は減った
②一方で、エロゲを購入しうるユーザ数自体はかなりの数がいる
ゆずソフトの取り組みに代表されるように「一般」層からのユーザー層取り込みが非常に重要。

記事の最初に述べた通り、「エロゲブームの前にそもそもギャルゲがめちゃくちゃ売れていた」という事実はないがしろにしてはいけないと思います。

 

同人・インディースのエロゲはもはやミドルプライスで10万本クラスの作品が登場している

しかし、何よりも重要なのは「ソフ倫」を経由しない新しいエロゲの動きです

FANZAは同人ゲームの売り上げ本数ランキングを提供してくれています。
同人ゲームランキング(累計)1~100位 - FANZA同人
【FANZA(ファンザ)】同人累計ゲームランキング1~100位。商業作品を超える大作から同人ならではのお手軽なモノまで千差万別な人気タイトルが勢ぞろい!
また、1位の「Teaching Feeling」や「もんむす・くえすと」が商業顔負けの売れ行きを見せたというのはご存じの方もいらっしゃるでしょう。しかも、これはFANZAだけの売り上げであり、同人ゲームに関してはDLSiteの方が売れていることもあります。「Teaching Feeling」はDLSiteでも80000本近く売れていることがわかりますね。

見ての通り、同人エロゲではノベルゲー以外にも多様な形式のゲームが発展しており、上位20位まではすべてノベルゲー以外となっているのがわかると思います。

つまり、衰退しているとしてもそれは「ノベルゲー形式のフルプライスゲー」であり、エロゲ自体には変わらず需要があり、むしろ需要は拡大している。そして、その需要は同人エロゲ側が吸収している、ということがわかると思います。価格帯が安くゲームサイズもお手頃で、かつゲーム要素がしっかりあるゲームがどんどん出てきています。biimさんの実況で大人気になった「腐界に眠る王女のアバドーン」なもすごい売れ行きとなっています。

 

具体的な売り上げ金額については、業界トップであるDMM(FANZA)のデータが見れれば一番良かったんですがこちらはセグメント別売り上げが非公開のためわかりません。しかし業界二番手であるDLSiteを運営する「エイシス」の売り上げの成長がそれを如実に示していますね。

ソフ倫を通したノベルゲーはもはやあくまで一ジャンルに過ぎないとみた方がよいでしょう。

FANZAやDLSite(ニジヨメ)のソーシャルエロゲについて

こちらもどんどん拡大していっており、業界大手のNitro Plus、AUGUSTやフロントウイングも参入しております。中にはプレイヤー数が500万人を突破するゲームも続出してあり、並みのソシャゲよりよほど成功しています。

https://al.dmm.co.jp/?lurl=http%3A%2F%2Fgames.dmm.co.jp%2Franking%2F&af_id=yoshikitanak-006&ch=link_tool&ch_id=link

エロゲやってたことがある人なら、パッと見ただけで見覚えのある顔ぶれが並んでいます

 

退魔忍のエロゲなどは一般でも市民権を得るくらいになっていますね

対魔忍RPG | オンラインゲーム DMM GAMES
対魔忍RPGの公式トップページです。対魔忍――人の身で『魔』に対抗できる“忍のもの”たち。 そんな対魔忍たちの集う五車学園。 由緒正しき対魔忍の家・ふうま宗家に生まれながら、忍法を使えない主人公は、ここで無為な学生生活を送っていた。 しかしある日、五車…

こういうのも全部ひっくるめてのエロゲなのですよね。

 

まとめ:「ソフ倫」のパッケージゲームだけでエロゲ業界を語る時代はとっくに終わっており、DLゲームやインディーズゲームが主役になってきてる

まだまだ情報が足りてませんが、ざっくりとまとめると以下のようになるかと思います。

「エロゲ衰退論」についての検証まとめ
・販売するプラットフォームが変わり、店頭販売は衰退する代わりにDL販売が主力になった

・30代~40代のおっさんたちがけん引していた状況が変わり、20代のプレイヤーが中心になってきた

・同人ゲーやエロソシャゲ、インディースゲーが台頭して消費が分散した

・衰退したのはフルプライスのノベルゲー界隈だけであり、これについても一部作品は全盛期に近いヒット作を生み出し、きちんと新規ユーザーの獲得にも成功している

・エロゲ全体で見たら自体は今までで過去最高の盛り上がりを見せている

という感じです。

フェアリーテイルの「同窓会」からエロゲを始めた私にとって、「エロゲ」といえばソフマップなどで買えるソフ倫のパッケージエロゲのことでした。なので、ソフ倫のパッケージエロゲ市場が縮小していること自体はとても寂しく思います。それでも、今でもちゃんと良作は出続けており、それを新しい世代が楽しんでいます。そして、エロゲ自体はいろんな方面に広がっています。ならば、私たちもこだわりなく、いろんな形のエロゲを楽しんでいきたいですね。

また業界の人は業界の人で頑張ってほしいですが、ユーザーとして「ソフ倫のパッケージエロゲ」を救いたいなら、昔の自分を基準にしてエロゲ衰退論を語るなんて意味がありません。そんな自分の全盛期が2000年前半のおっさん語りなんて誰が聞きたいと思うでしょうか。それより、今からでも一本でもゲームをやって気に入ったら布教をすればいいじゃないですか! とりあえず下の動画でも見て一本でもプレイしよう!「MUSICS!」おすすめだからプレイしよう!

【完全版】2019年ベストエロゲランキング【批評空間】
【完全版】2019年ベストエロゲランキング【批評空間】 【1~4月】2020年前期ベストエロゲランキング【批評空間】⇒sm36795375動画に対してのご意見や...
MUSICUS!【萌えゲーアワード2019 シナリオ賞・主題歌賞 受賞】
主人公・対馬馨(つしま・けい)はかつては有名な進学校に通っていたが、とある事情で中退。今は定時制に通っている。『親の後を継いで医者になる』という最短のレールからは外れたものの...

 

古い話だけでなく新しいイキの良い話も読みたいという人はこちらもどうぞ。

中国で大ヒットしたノベルゲーム「泡沫冬景」の成功に日本のエロゲメーカーは続けるか?
なぜ日本のエロゲメーカーのスタッフが中心となって開発したノベルゲームが中国で大ヒットしたのか? 他のエロゲメーカーもそれに続けるのか?ヒットの要因などについて考察してみました。

参考:今回エロゲ衰退論を提唱されている鏡裕之さんについて

鏡裕之さんは2016年にも「エロゲー」が売れなくなった理由について分析されていて
エロゲーが売れなくなった4つの理由|鏡裕之|note
※2016年の時点では理由に妥当性があると考えていましたが、2020年に消費者白書など数字を調べてもろもろ照らし合わせ、「絶対にそうか」「確かに確実なのか」を調べなおした結果、推論に誤りが判明しました。 1.ストーリーゲームにシフトしすぎた⇒セールス低下との明確な関連性は見つかっていない。そのため、主因とは言えない。...
新・エロゲーが売れなくなった7つの理由|鏡裕之|note
※2016年の時点では自分の推論や分析に妥当性があると考えていましたが、2020年5月に消費者白書などを調べた結果、妥当性が弱いこと、つまり、推論や分析に誤りがあることが判明しました。 具体的には、 1.ストーリーゲームにシフトしすぎた⇒主因の1つとする証拠を見つけられない。そもそも、まったく理由の1つですらない。 ...
それからも、たびたび「エロゲー」が売れなくなった理由について分析記事をあげられています。
スマホが商業エロゲーのセールス低下に影響を及ぼしたのはいつか?|鏡裕之|note
商業エロゲーは、2001年から2010年の間にセールスが50%減少し、さらに2011年から2015年の間に50%減少した。 仮に2001年から毎年同じレベルで前年比が動いたと仮定、前年比94%が10年つづいたとすると、だいたい53%になる。2011年からは、だいたい毎年前年比85%前後をつづけている。仮に前年比87%...
前半のたるい展開がエロゲー離れを促した~エロゲーというガラパゴス~|鏡裕之|note
※2016年の時点では自分の推論や分析に妥当性があると考えていましたが、2020年5月に消費者白書などを調べた結果、妥当性が弱いこと、つまり、推論や分析に誤りがあることが判明しました。 現時点で最新の推論は、こちらです。「商業エロゲーが黄金期を終え、一時的に衰退した理由についての推論」。 以下の文章については、20...
ただ、ほかのエロゲ衰退論おじさんと違って、鏡先生の場合はただ分析されるだけでなく、エロゲーが売れなくなったといわれていた2009年頃に「巨乳ファンタジー」をヒットさせ、現在にいたるまでシリーズ作品がでるほどに人気を維持しているなどきちんと結果を出されています。

下記の記事では「どうすれば売れるか」についての方法論なども語られています。

あの巨乳は海外グラマーモデルを毎日参考にして生み出された!? 鏡裕之氏の超ロングインタビューで送る『巨乳ファンタジー』シリーズ破格版を大特集!!

最初は馬鹿にされていてみんなに低く見られているけど、どんどんいろんな人に認められてレスペクトを受けるようになっていって、それとともに出世してレベルの高いヒロインたちとセックスするようになっていくプロセスやその快感が、ブラック企業が蔓延する今の社会では凄く気持ちよくてたまらないのだと思います。ブラック企業って、基本的に認めてくれなくて、ただ、人を馬車馬に仕立てるだけなんですよね。労働者の尊厳を踏みつぶしている。でも、『巨乳ファンタジー』シリーズは、主人公がどんどん尊厳を回復していく、どんどん尊厳を得ていく物語なんです。

巨乳ファンタジー」シリーズでは「なろう」全盛期になる前から非常に「なろう」要素の強い作品を展開してヒットを生み出してるんですね。慧眼の持ち主だと思います。

というわけで、鏡先生のエロゲ衰退論はゲーム業界の中の人として市場分析や実際に売れる作品を作った体験に裏付けられたお話であり、耳を傾ける価値があると思います。

しかしTwitterで書かれていたせいかデータの裏付けがなく、今でもエロゲを楽しんでいる自分の実感と大きくかけ離れています。本当に言ってることが正しいのか?と疑問に感じました。というわけで、ちゃんとデータで確認してみたいと思い、いろいろ調べてみたという次第です。

 

追記

この記事を書いたせいで鏡先生にブロックされてしまったので前後のツイートは確認できませんが、鏡先生は以下のように語られているそうです。(教えてくださった方、ありがとうございます)

(さらに追記。ブロック解除していただけました。鏡先生もありがとうございます)

https://twitter.com/boin_master/status/1259835561876963329

あくまで「商業エロゲ」が衰退した理由について語られていたとのことで、この記事と鏡先生の語られている内容は特に対立するものではないのかもしれません。このため、初稿における鏡先生への批判部分は削除いたしました。

改めてnoteで詳細を記述されるとのことなのでそちらを確認したいと思います。

コメント

  1. より:

    はてブで見たときに気になってたエントリです
    こちら教えてもらってこの記事を読めてよかったです

  2. うんこ より:

    ゆずの「喫茶ステラ」の本数をソース無しで過去最高とか
    DLの本数の伸びを10本まとめパックを10本で計上してることでの水増しに触れなかったり
    ニコニコ動画wでの再生数なんかを人気の指標にしたり
    片手落ちのミラーマン並に結論ありき雑なまとめ

    「ソフ倫エロゲ」って呼称からして衰退スレで管巻いてそう

  3. erogametalkerogametalk より:

    >と さん
    ありがとうございます

    >うんこさん。
    実際雑なまとめだとは思うのでご指摘ありがたいです。
    もっといいデータがあれば更新していきます。

  4. erogametalkerogametalk より:

    「衰退スレ」ってのがあるのを知れたのが一番ありがたいです。
    https://ikioi5ch.net/cache/view/erog/1588398729

    売り上げについてはこのnoteがよさそうですね。
    https://note.com/game_headline

  5. エロゲ衰退してないことを語るお姉さん より:

    フルプライスのノベルゲーが衰退した理由をこの鏡とかいう人は言っているのに、
    「この人はフルプライスのノベルゲーの話しかしてない!視野が狭い!」て言うのおかしくないですか?
    その人のツイートでは、フルプライスノベルエロゲの話しをしているって普通に読んだらわかると思います。
    エロゲ衰退してないおじさんは雑しわゃなくもっと業界に対して意義のある反論をして欲しいです。
    今回のだと俺の思う正しい反論は「鏡さん、あなたはフルプライスノベルエロゲの話しをしているのですか?それとも全体の話しをしているのですか?」と確認を入れてからじゃないと建設的な論議にならないと思います。
    相手の言葉足らずをそのまま受け取って反論をするのは稚拙なやり方です。
    もしかして、あなたはエロゲ衰退おじさんを叩くことで日頃のストレスを解消しているのでしょうか?
    であるならば、すぐにそのような馬鹿なことはやめて欲しいです。
    違うと言うのなら、世間に正しい情報を発したいと言うのであれば、まず鏡さんにフルプライスノベルエロゲ限定の話しなのかそうじゃないかを確認しにいって下さい。
    反論、検証するのはそれからするのが普通の反論、検証の仕方です。

  6. てらだ より:

    数字でまとめようとした姿勢は良いと思いますが、結論ありきの恣意的な数字の取り方が多く、あまりいいまとめとは言えないですね…。
    それと「商業エロゲが衰退している」に対して「同人エロゲが盛り上がっている」と言ったところで、反論になっていないどころか、むしろ補強していますよ。「エロゲ衰退」だけで決めつけず、まずは鏡先生の主張をきちんと冷静に読むところから始めるべきだったと思います。

  7. ちんぽ より:

    ソースを明確に示さないのでわざとぼかして書いているが、ソフ倫ニュースの具体的な数字まで知っていると思われる。あなたは業界人かなにかかな?

  8. ちんぽ より:

    所謂我々エロゲーマーにとってエロゲとはソフ倫エロゲかメディ倫エロゲのことを指すでしょう
    そしてあなたはわざとソシャゲや同人を持ってきて目立たないようにしてるがソフ倫エロゲのパッケージ販売が衰退していること自体は暗に認めている
    こうなってくると困るのは毎月エロゲの日に秋葉祖父でエロゲを買ってるエロゲーマーだ
    もうエロゲの日に店舗特典狙いの複数買いやイベント配布等が終わることを意味している
    いくらソシャゲや同人が伸びようがエロゲーマーにはなんの関係もない
    ソフ倫エロゲは衰退している、ソフ倫エロゲパッケージの売上は5年前より55%減ですよ
    あなたが業界関係者ならソフ倫ニュースで確認してください。そうじゃないなら雑なまとめで適当なことをいうのは辞めたほうがエロゲーマーのためでしょう
    DL販売だって確かにあなたの指摘の通り伸びてますがこれは10本まとめセールで無理やり需要を掘り起こしてるだけです。長くは続かないことなんて小学生でも分かります

  9. とっしー より:

    基本基調が衰退、衰退、衰退と暗い話ばかりの業界において、伸びる分野は伸びてるよというお話は励みになります。

    確かに、以前からブラウザゲーやDL同人ゲーの方が活気があるなと思ってました。
    ねこぱらみたいに価格お高め路線でも、海外で受ければ文字通り桁違いの収益になるでしょうしね(ローカライズは至難の業でしょうけど…)

    フルプライスパッケージエロゲが衰退しても時代に合わせた形でエッチなゲームが存続してくれたらいいなと思います。

  10. あなたのまとめは良く出来ている より:

    衰退したのは「①ソフ倫に所属するメーカーによる②フルプライスの③パッケージ形式のノベルゲーム型エロゲの④店頭販売」
    の②フルプライスに限定する根拠はあるんですか?
    ないなら②の条件は外すべできでは?恣意的に感じます

    ちなみにこういう記事があるのも貼っておきます。基本的にパッケージゲーム衰退を裏付ける根拠を補足するものですね(https://otapol.com/2019/05/post-65120.html)

    それと④店頭販売が衰退に関連して売り場面積縮小も触れるべきでは?最近ですと紙風船の閉店、ソフマップの池袋や町田でエロゲの取扱いが終了しました、またトレーダー新宿が閉店したのも記憶に新しいですね

  11. 通りすがり より:

    まとめを読んでエロゲの定義の問題かなと思いました。

    例えば競馬を語る際に売り上げ増のデータを持ち出して「競馬業界は拡大した!」というのはいささか底が浅い意見です。それはパチンコという大きな業界が衰退してそこから競馬に人が流れてきているという面があるからです。
    なのでギャンブルという大きな話にするのか、競馬というローカルな話をするのかで拡大縮小が変わってしまいます(おそらく競馬ローカルだと拡大、ギャンブル全般だと衰退という話になると思います)

    さて、エロゲの話に戻りますが、競馬とパチンコのように、エロゲとエロ本の関係があります。基本的に同人などの低価格なヌキゲはエロ本の代替と考えるべきということです。

    まとめではエロゲの定義を幅広く取っておられるようですが、広い定義のエロゲを語るのにエロゲだけの売り上げ推移を使うのはいささか無理があります。紙媒体のエロ本が衰退した時期からはエロ本の代わりに同人ゲーや低価格エロゲを買うということが普通に行われているので、大きな視点で見るならばエロゲの売り上げ増とエロ本の売り上げ減の対比が必要です。

    また対象を拡大すればするほど若者の数が激減しているのだから性産業が流行るはずもない。という話が出ます。

    なので、まずエロゲをどの範囲まで語るのか明示してそれに応じたデータを提示するようにすればよかったと考えます。

  12. ななす より:

    単体5万本(出荷ベース)超え、というのは全盛期であれば年間売上のTOP10にすら入れません。
    なぜなら、全盛期の年間売上の10位前後が実売ベースで5万本そこそこだったからです。
    当時は実売ベースで単体10万本を超えるタイトルもありました。

    シリーズ10万本だ100万本だというのは、たくさん出ているシリーズなら当然ですね。
    あの悪名高きD.C.シリーズも100万本は優に超えています。

    まずは過去の売上をよく調べてから記事を書いてください。

  13. しろ より:

    根本的な疑問なんですけど、そもそも業界の状況を示す正しいデータが世の中に存在してるんですかね?
    下手すると全体像をデータに基づいて正しく把握している人なんて誰もいなくて、みんながみんな雰囲気とか自分の肌感覚でしか話ができていないとか、そういう地獄のような状況もあり得ますよね

  14. ななす より:

    >根本的な疑問なんですけど、そもそも業界の状況を示す正しいデータが世の中に存在してるんですかね?

    個々のタイトルの本数の話なら、当時はエロゲ雑誌が推定販売本数を掲載していましたので、妄想ではありません。
    この推定販売本数は出荷本数を超えることはありません。
    なので、ゆずソフトがエロゲ全盛期なら年間売上TOP10に入ることすらできない、というのは事実です。

    また、全体の出荷本数ならソフ倫公式HPに掲載されています。

  15.   より:

    人口のボリュームゾーンでエロゲの主要顧客であった今の50代が高齢化で不能になってエロゲをやらなくなった。その下のもっと数が多い団塊ジュニアや氷河期世代にも高齢化不能は迫ってきていてエロゲ衰退は避けられないでしょう。更にその下の世代はエロゲはSNSでドヤれないからそもそもやらないし。スマホゲームと比べて面白いかというと今時はスマホゲームの方が遥かに出来がいいし。荒野行動や原神とか。

  16. えろげまいすたぁ より:

    はじめまして、概ね同意で私の気持ちを書きます。

    ■いちゃいちゃ純愛エロゲに擬態したパチもんが存在する。
    いちゃらぶ純愛に擬態したパチもんが存在します
    主人公に都合のいいトラブルが起き、それを解決し、それによって女の子が都合よく惚れて付き合ってちょっとHして終わり、という
    女の子といちゃいちゃするのが主軸じゃなく、そのトラブルを解決する事が主軸になってしまいいちゃらぶがついでの擬態エロゲが増えてしまいました。

    エロゲーなのにエロが本当におまけ、というかついでなんです、トラブルに主軸を置いてそれを解決する話がメインになってしまっているんです。
    ユーザーがトラブルメインでみたいなら別にエロゲーじゃなくていいんです
    「シュタインズゲート」を買います。

    今のユーザーがエロゲに求めていることはどんだけエロいか!純愛ならどんだけ女の子といちゃつけるか!それが大事なんです

    同人エロゲはそれをしっかり満たしている作品ばかりです、あくまでエロを主軸に置いており、エロい目にあってほしいが為に
    女の子を危険な目に合わせたり、トラブルを添えているんです。エロありきのトラブルなんです。

    それが最近のパッケージ量産型純愛エロゲはどうでしょうか?トラブルを解決するのに女の子とのいちゃラブやエロに必然性はありましたか?
    もちろんそれを満たしている作品は高い評価を得ています。女の子とのいちゃつきあってのトラブルです
    こういう基本がしっかりしてる純愛エロゲがパッケージエロゲは少ないです。

    名作になりたがる純愛エロゲが増えすぎました。俺はシナリオで!トラブルメインで勝負するんだと!
    もうやめましょう?純愛エロゲは女の子とどれだけいちゃつけるか、どんだけえっちな事ができるかが「一番」大事なんです。

    そういう基本を抑えたエロゲが増えるのならば、パッケージ型純愛エロゲはもっと売れます。

  17. ななし より:

    確かに「女の子と仲良くなっていちゃいちゃしてお悩み解決させてあげたらおまんこできました」みたいなワンパターンなエロゲも問題ですが、エロを主眼においた萌えゲが売れてるかというとそうでもない。
    実際、ゲーム開始時点で既に付き合っていて、ゲームの大半がエロシーンなゲームも存在したよ(「こいびとどうしですることぜんぶ」とか)
    でも売れたという話は聞かないから、現在主流になってない。

    それよりもノベルゲーの脱却の方が先ではないでしょうか?
    今流行ってる18禁のスマホゲー・ブラウザゲーム・同人ゲームはいずれもノベルゲーから脱却しています。

  18. ななす より:

    どうせもいいんだけど、「メディ倫エロゲ」って何だよ(笑)
    今は「日本コンテンツ審査センター」って名前だぞ。
    てかメディ倫は何度も名前変わってる。
    どうせこのコメント欄でドヤ顔で語ってるのは2000年代後半までの状況しか知らない連中だろうなw
    でなきゃ「メディ倫」なんて単語は出て来ない。

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